経営の教科書

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法人成りを考えるタイミングは?

2016.06.28

法人にしなくても十分仕事がありますし、優秀なスタッフもいます。程々に忙しいですが、休みはしっかりとれています。平日、家族との時間をあまり取れない分、休日は目一杯子供と遊んでいます。万が一私に何かあったとしても、子供たちが大学を出て、妻が老後まで生活できるだけの費用は出せるように、生命保険には結構お金をかけていますよ。自営業だと、万が一のときに誰も守ってくれませんからね…

これは、フリーランスのデザイナーとして開業し、現在では数名のスタッフを抱えるまでに事業を成長させた、個人事業の経営者の言葉です。

実は、法人成りをしていない事で、損している事に気付いていません…

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設備投資額は適正ですか?固定長期適合率と固定比率

2016.06.04

篠田です。財務分析を行えば、適正な設備投資が出来ているか判断することが出来ます。事業を行っていると多くのチャンスに巡り合います。そのチャンスをモノにするために、借入や投資をして、さらなる利益獲得と事業拡大を狙います。

しかし、多くの経営者がどんぶり勘定で投資を実行しています。いいかげんな借入や投資をしてしまうと、最初は順調でも数年後、何かの拍子で大コケすることがあります。数年分のロスだけで済めば良いですが、そのまま事業を畳むことになり、理想と真逆の人生を送ることになるかもしれません。

そのようなことにならないように財務分析をしながら事業を進めていうことは非常に大切です。今回は設備投資にフォーカスした安全性の指標、固定比率と固定長期適合率についてまとめました。

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